【衝撃!】トッテナム、チェルシーに4失点で大敗!2人退場で9人に

 

 プレミアリーグ第11節で、ロンドン・ダービーが繰り広げられた。首位を走るトッテナムは、チャンピオンズリーグ出場権を賭けた一戦に臨んだが、2人の退場者を出し、9人での戦いを強いられる中、チェルシーのニコラス・ジャクソンにハットトリックを許し、1-4での惨敗となった。

 

 試合は試合は序盤から激しい攻防が続き、6分にデヤン・クルゼフスキがゴール前で押し込んでトッテナムが先制した。しかし、33分にクリスティアン・ロメロがボックス内で危険なタックルをし、一発退場に。さらに、このファールで与えたPKをパーマーに決められて同点に追いつかれた。

 

 後半に入ってもトッテナムは勇敢に戦ったが、55分にデスティニー・ウドジェが2枚目のイエローカードで退場に。9人での戦いを強いられたトッテナムは、75分にジャクソンにヘディングで逆転され、終了間際にも同選手に2点を追加されて4失点目を喫した。

 

 トッテナムのポステコグルー監督は、試合後に主審の判定を尊重する姿勢を見せたが、「自業自得な部分もあるが、毎週悪い判定に文句を言っているようでは、今日のような結果になってしまう。つまり、すべての判定を科学的に調査することになってしまう」とVARの介入によるゲームの変化に懸念を示した。

 

 一方、チェルシーランパード監督は、ジャクソンの活躍を称えたが、「トッテナムは9人になっても最後まで戦った。彼らは強いチームだし、ポステコグルー監督は素晴らしい仕事をしている。今日は我々が勝ったが、これはまだシーズンの途中だ。まだまだ戦わなければならない」と警戒を強めた。

 

 この結果、トッテナムは今季初黒星を喫し、首位から2位に後退。一方のチェルシーは今季4勝目を挙げて10位に浮上した。